寝苦しくて夜ハッと目が覚めてしまう…をなくす3つのヒント
1万人の眠りの悩みを解決した快眠セラピストが教える
③万全を期すなら…“頭冷首温”とアロマも
さらに、寝付きをよくする方法として三橋さんが勧めているのは“頭冷首温”とアロマだ。“頭冷首温”とは読んで字のごとく、後頭部を冷やして首を温める方法。蒸し暑い夏ばかりか、ストレスで眠れないときにも効果的とか。
「保冷剤などを使っても構いませんが、お薦めは小豆バッグ。口が閉じられる布袋に小豆を入れて冷蔵庫で冷やせば冷却用に、電子レンジ※にかければ温め用になって、繰り返し使うことができますよ」
(※ファスナー付き小袋は、直接電子レンジにかけられないので注意。お皿で温めてから袋に入れること)
一方、アロマは清涼感のあるミント系を寝る前に部屋にシュッとひと吹きするだけ。なにも使わない場合と比べて、体感温度マイナス2℃分にあたる快適性が得られたという研究報告もあるそうだ。ただし、ミント系のアロマは覚醒作用もあるので、逆に目が冴えてしまうことも。ラベンダーやヒノキなどとブレンドすれば、爽やかで安らげる快眠空間が出来あがる。
〔第二回:たっぷり寝てもなぜだるい? “脳”を休める眠り方で解決〕
〔第三回:「90分の倍数で眠ると目覚めがよい」ってホントなの?〕